人気の雑貨で、失敗しないハワイアンな演出方法
ロコが伝える、ハワイアンインテリアの極意 vol.3
アメリカ大統領や国賓、マドンナなどのセレブリティを顧客に持つ、ハワイ在住の空間デザイナージョーダンさんによる、おうちハワイ化計画シリーズ最終回。リビングとダイニングを人気の雑貨で素敵にアレンジします。
皆さん、Aloha! ハワイ・オアフ島在住のJordanです!
1月からご紹介していたハワイからのおうちハワイ化計画。いよいよ最後となりました…(涙)今回のインテリアは、リビングとダイニングをまとめてご紹介したいと思います。
まずハワイは、皆様もご存知の通り、移民の島であり、多彩な文化がまざりあっています。それは色々な形で現れていますが(例えば、食べ物等)、家のインテリアも例外ではないんです。
各家庭を見てみると、何気なく 家自体の作りも、中のインテリアも色んな文化が混ざり合っていて、反対にその混ざりあったものこそが「ハワイアンインテリア」ともいえると思います。
我が家も、僕が半分チャイニーズでもあるので、自然とアジアンエッセンスを取り入れた家具やインテリアがたくさんあるんです。 また、ハワイアンの家は、アジアの家具がよくマッチするんですよね。
■ 人気のカーテンを使って…
今回バンブーカーテンが人気と聞き購入。 僕自身も初めてみるもので、恐らく、元々はアジアのもの(ベトナム?)ではないかと推測しますが、一体どうなるかな?!と思いながら、リビングに つけてみたら、想像以上にマッチ。
白い壁なので、キレイにカーテンの色が映えると思いました。次に、このカーテンをつけるなら、右側の壁に何か必要になると思い、本当は、ハットラックをつけて、コレクションでもある、ラウハラハット(下の写真のタンスの上にある帽子です)を飾りたかったのですが、ちょうどいいハットラックを見つけることができず、写真撮影当日を迎えてしまいました。なので、代わりに、お花を即席でアレンジして飾ることに。(完成したインテリアは下でご紹介しています!)
運良く、花瓶の色もカーテンの色とピッタリ。 他にも、例えば、ラックをつけて、レイ(リボンレイも可)を飾ってもいいですよね。 ちなみに、手前の椅子にあるクッションカバーも、最近日本人に人気のデザインなんだとか。。ちょうどカーテン、お花の色にもあってますよね。
■ ダイニング
次に、ダイニング。 右の写真は、インテリアを変える前の状態です。よく我が家を見て「家具とか高そうだね」なんて 言われますが、実は全くそんなことないんです。 例えば、奥の棚の絵画の隣にあるランプなんかも「アンティークに見える」と 言われますが、30ドルだったり、前回のベッドルームにあるベッドなんかも中古で100ドルで買い、自分で塗り替えたり。。
インテリアも高ければいいのではなく、安くても質のよいものはいくらでもあります。ポイントは、自分の家にあったものを選ぶ。または、自分の家に合うようにリメイクをし、あとは飾り付けの仕方で全然いかされていくのです。
我が家は、リビングとダイニングがつながっているのですが、 そのダイニングにある棚の飾りもちょっと変えてみました。
まずは、ビンテージの絵のパネル。ハワイ土産の定番の一つですよね。 このパネルは、つい壁にかけるようなイメージがありますが、 こういう風にたてかけて飾ることもできます。
そして、ハワイと言えば、”シェル”。 こうして看板の前に置いてみたり、 また、バナナリーフの受け皿を買ったので、その上に、シェルネックレスを重ねておいてもOK。偶然パネルの絵も、また壁にかけてある絵(僕が描いたものです 笑)も海の絵で、自然とビーチリゾートを演出できますよね。
また、シェルの他に、ハワイアンが大好きなガラスの浮き球。これ、日本の漁師の方が昔使っていたものなんですよね?実は、日本の海からハワイの海に流れ着いてきて、いつしかハワイアンのコレクションアイテムになったものなんです。
だから、よくお店で貝殻と一緒にこの浮き球が売られているのを見ませんか? ここでも、ハワイと日本の文化がさりげなく織り混ざっているんですよね。
また、ここでよく見て頂きたいのが、前回ご紹介した三角形の法則。 まず左のランプのトップを頂点に、看板の方(右下)に下がって三角形が成りたっており、また、看板のトップを頂点に、ランプの土台の方(左下)にさがって三角形が成り立っているんです。こうしたバランスが、オシャレに見えるコツなんです。窓に飾ってあるシェルのオーナメントはベッドルームの窓のものと 同様、自作です(笑)
最後にダイニングテーブルですが、これはただ単に、ハワイアンらしい ウッドボールに、ハワイアンデザインのキッチンタオル、ペーパーナプキン、紙皿を同系色で揃え、あとは、ソルト&ペッパー(前回のbedroomで飾っていたものと同じもの)を用意して、並べてみました。
■ついつい集めてしまうステッカーは、シンプルなアイテムにペタペタはる!
ここでワインを置くとオシャレかもと思い、撮影日前日WalMartで、シルバーのワインバケツを探したのですが、販売していないことが判明。
急遽対応策として、ガラスのポットを買い、また色んな種類のステッカーを買って、周りに貼って作ってみました。思いつきで作ったものですが、 「これ、ロコも欲しがりそう!」と思う程気に入ってしまいました(笑)
ついつい買ってしまったステッカーだけど、貼る場所がなくて 結局そのまま眠っている。。なんていう場合は、こうして入れ物にペタペタ張るだけでも、ハワイアンインテリアに早変わり!この撮影日以降、僕は、このポットをスナック入れにしてます(笑)
さて、今回で最終回となりますが、参考になりましたでしょうか?
あくまでも今までご紹介したのは、ほんの一例であって、他にもたくさん 飾り付けの方法はあります。
また、僕が思うのは、人にデザインしてもらうよりも、(本やこのようなサイトを参考にしながらでも)自分が気に入ったもので、自分でデザインすることが、”我が家”となり、愛着もわいてくると思います。
今後も是非皆様それぞれの個性をいかし、ハワイアンスタイルライフをエンジョイして下さい!
それでは、またお会いする日まで、A hui Hou!
家具が引き立つ、ハワイアンなアレンジ!雑貨のレッドが程良いスパイスを利かせています。ビンテージのテーブルの両脇の水槽は、ジョーダン氏の自作。
カーテンの柄×クッションの柄が程良くマッチ色の統一感を守ることがポイント!小物ははっきりとした色を選ぶと、ハワイの雰囲気がグッと増します。
◇ Mary Philpotts McGrath with Kaui Philipotts
“Hawaii A Sense of Place: Island Interior Design“
この本はハワイで人気!Amazonで購入可能です!!
このお部屋紹介者プロフィール
Jordan Kahiaimokuakama Chee
ハワイ・オアフ島在住。 カメハメハスクール7年生~10年生まで在学。 その後マウイに転居し、地元の高校卒業。 卒業後は、単身ジョージア州アトランタへ。 数々の会社を経営。中でも、メインはフロ ーリストして活躍。 フォーシーズンを始め、アトランタにある主な 高級ホテルや有名ブランド香水店を装飾。アメリカ大統領や国賓、またマドンナといった著名人がアトランタ訪問時も、装飾を担当。内装のデザインも同時に頼まれたことが多く、そこでインテリアデザインの経験を積む。 2年前より故郷ハワイへ活動拠点を移動。
趣味:絵画、サーフィン、ウクレレ
This Page’s All photo by Kuni Nakai
最新情報をお届けします
Twitter でALOHAWAVEをフォローしよう!