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フレディー・ファグスターさん

空間デザイナー・コスチュームデザイナー

タヒチでは著名な空間デザイナーとして活躍する、フレディー・ファグスターさん。ワークショップやコスチュームファッションショーを開催する為に、今回初めて来日。彼が日本で感じたこと、そしてこれまでの道のりを写真とともにお届けします。

フレディー・ファグスター・プロフィール

今回、待望の日本初来日。
現在タヒチで最も優れたコスチュームデザイナーであり、Tahiti Oraをはじめとするタヒチを代表するHeiva出場グループのコスチュームのデザイン・制作をする。ダンスコスチュームだけに留まらず、Miss Tahitiの衣装製作も担当する。

自らダンサーとして20年以上タヒチの伝統文化を学ぶ傍ら、空間デザインも得意とし、プロの舞台・イベント装飾師として30年以上のキャリアを持つ。

<ダンサーとしての受賞歴> Heiva 1992 (Temaeva)
Heiva 1993~1996 (Heikura Nui)
Heiva 1997~1998 (O Tahiti E)

<コスチュームデザイナーとしての受賞歴>
Best Traditional Costume/ Heiva 1997~1999/ O Tahiti E パリ・クチュール組合ランウェイ2000/ ジャン=ポール・ゴルチェ パリ・クチュール組合ランウェイ2002/アルベール・エルバス Best Costume Design/ San Jose Tahiti Fete 2011/ Nonosina Best Fresh Costume Design/ Heiva 2014/ Tahiti Ora Best Fresh Costume Design/ Heiva 2015/ Ori I Tahiti

HP:http://www.fagustar.com/

 

初めての日本

とにかく何もかもが珍しいよ。
どこへ出かけて行っても日本人は丁寧で真面目、人柄がとても優しいと感じているよ。エスカレーターでは急ぐ人の為に右を空けておくというルールもそうだし、このスタジオ(取材場所はKILOHANA STUDIO)の窓から眺めているだけでも発見がある。

一人で電車に乗って学校に通う小学生は驚きだった!タヒチや他の国では必ず親が学校への送り迎えをしているから、一人で学校へ行くなんて考えられないんだ。なんて日本は安全な国なんだろうと思ったよ。

導かれた空間デザイナーへの道

学生の時からタヒチアンダンスを踊ってるんだけれど、ダンサーとして文化的交流の目的として色々な国に招かれて行ったんだ。2年間フランスに住んでいたこともあるよ。

タヒチの高校を卒業してから働き始めたんだけど、様々な国でデザインのワークショップを受けた。デザインを手伝うのが大好きだったんだ。

「フレディ、これが君の才能だから、もっとこの才能を伸ばした方が良いよ」とみんなにも言われてね。導かれるようにこの道に進んでる。

会社には属さないで、フリーで請け負っているよ。 今はタヒチで企業の空間デザインや、デパートのショーウィンドウ、ウェディング、展示会等の空間デザインやっている。タヒチ観光局もボクのクライアントだよ。

タヒチ観光局

タヒチ観光局・エントランス

ダンサーの時から自分の衣装等を作っていたけれど、仕事として衣装デザインを請け負うようになった。Heivaに出場するチームの衣装や、ミスタヒチのコンテストでは空間デザインの他に出場する女性の衣装も手がけているよ。

ミス・タヒチコンテストの会場装飾

ミス・タヒチコンテストの会場装飾

デザインのこだわり

日本と違って、生け花のようなトラディショナルものはタヒチには無いんだ。それに、日本では花市場があってレッドジンジャーが一本いくら、という金額で販売されているけれど、タヒチは沢山の植物が自生しているからフリーで手に入るよ。レッドジンジャーも大きなモンステラもね。

基本的に企業からのオファーもHeivaなどのオファーも「フレディのセンスを生かして作ってほしい」といって任せてくれる。ボクのデザインをみんなが信頼してくれてるんだ。「これを作って」と言われたら何でも作るよ。

これまでも「日本で仕事をしないか?」という誘いは何度もあったのだけど、様々な条件や時期が合わなくてね。今回ミカ(マヘアラニ・ミカ・ヒラオ・ソレムさん)の誘いで、すべてのタイミングが合ったんだ。信頼できる人とでは無きゃ一緒に出来ないから、またタイミングがあったら来日したいと思ってるよ。

ブライダル空間デザイン

編集後記

タヒチでは有名な空間デザイナーとして著名なフレディ氏は、とても勤勉で真面目な方なのだそうです。今回の来日で開催するワークショップの為に、朝7時には準備の作業を始め、黙々と十数時間作業に没頭する日々だったのだそう。初めての日本で受けたインスピレーションは、これからの仕事に生かされて行くことでしょう。

通訳:Midori Kurosaki(KILOHANA JAPAN)
インタビュー・編集:Malie Yasuda(Alohawave)
写真提供:KILOHANA JAPAN